飼っているハリネズミに腫瘍が見つかったとき、その手術費用が気になると思います。
そもそもハリネズミの寿命はどのくらいあるのでしょうか。
また、病気が見つかったとき、手術をしないという選択も有りなのか気になります。
今回の記事では、ハリネズミに腫瘍が見つかったときの手術費用や寿命について、手術しない選択は正しいのかということについてまとめました。
ハリネズミ腫瘍の手術費用と寿命について
ペットの診療は自由診療なので、全額自己負担です。
また、ペットの治療費には、基準価格がなく、病院ごとに自由に設定されているため、厳密な費用については把握しづらい状態です。
口コミなどによると、ハリネズミの治療費は犬や猫よりも高いと言われています。
ちなみに、ハリネズミの腫瘍の手術をしたという方のブログによると、初診〜術後の抜糸までのトータルで合計10万円ほどだったという報告がありました。
腫瘍の手術自体は5万円ほどであり、手術時麻酔料に8千円ほどかかったとのことです。
気になるハリネズミの寿命ですが、平均寿命は2〜5年です。
非常に短くてショックを受けた方も多いと思いますが、飼い方次第では、長生きすることも少なくありません。
ハリネズミの最長寿命は10年と言われていますので、希望が持てますね。
5年以上生きているハリネズミとなると、さらに多くいますので、ハリネズミの生活環境を整えてあげることで、長生きが望めます。
ちなみに、ハリネズミの年齢を人間に換算すると、人間の1年はハリネズミにとっては約18年となります。
ですから、ハリネズミの5歳は、人間の90歳程度となるので、病気が増えてくるのも仕方ないですよね。
癌の手術しない、する?
小さなハリネズミの体を切ってまで長生きさせたいのだろうか…と考えてしまう人は、少なくないと思います。
高齢のハリネズミであれば、手術自体で死んでしまうリスクも高いのではないかと不安になります。
いざ、ハリネズミに癌が見つかったとき、どこまでの治療をするべきか、悩む飼い主は多いでしょう。
治療に悩んだら、セカンドオピニオンを受けることをおすすめします。
複数の病院の先生の見解を聞くことで、手術に耐えられない可能性があるとしたら、やめることも検討していいかと思われます。
関連記事:ハリネズミふらつき症候群の初期症状と前兆は?治療法など治る可能性や確率も
ハリネズミが死んだらどうするべきか
飼っているハリネズミが死んでしまったら、まずどうしたらいいか悩んでしまいますよね。
突然死であればなおさらです。
ハリネズミの亡き骸は、タオルなどで包んで、涼しい場所に移動しましょう。
タオルで包むことにより、ハリネズミの体に付着していたダニが外に出てこないようになります。
夏場であれば、冷房の効いた部屋で保冷剤などと一緒に安置しましょう。
遺体の腐敗を遅らせることができます。
少し気持ちが落ち着けば、供養について考えましょう。
ハリネズミは小さい動物なので、自宅の庭などに埋葬しても良いでしょう。
浅く埋めてしまうと荒天などにより流れ出てしまう恐れがあるので、深めに埋めるようにしてください。
目印に墓石などを立てるとかわいいハリネズミの在りし日の姿を思い出すことができますね。
庭がないご家庭は、ペット葬儀の業者にお願いして、火葬をおこないましょう。
残った遺骨を埋葬したり納骨することができます。
遺骨からペンダントなどのメモリアルグッズを作る方も多いです。
ちなみに、ハリネズミのような小動物は、可燃ごみとしてゴミ出しすることも可能です。
しかし、ペットを生ゴミの一部として廃棄することに抵抗のある飼い主さんは多いでしょうね。
自治体に相談すれば、ペットの合同火葬をおこなっていることがあります。
業者に依頼するよりも費用を安く抑えられますので、選択肢に入れてみても良いかと思われます。
関連記事:ハリネズミのフケが多い原因は?対策はお風呂や薬で大丈夫?
終わりに
今回は、ハリネズミ腫瘍の手術費用と寿命についてまとめました。
この記事が、大切なハリネズミが病気にかかり、手術しない選択は正しいのかということで悩んでいる方や、ハリネズミが死んでしまい戸惑っている方の参考になればと思います。
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