野生のハリネズミの食べ物と生態!生息地は日本を含んだ世界中?

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ペットとして大人気のハリネズミですが、野生のハリネズミはいったいどんな生態をしていて、どんなものを食べているのか、気になりますよね。

ハリネズミの生息地は日本を含む世界中だと言われていますが、おもにどこで暮らしているのでしょうか。

今回の記事では、野生のハリネズミについて、食べ物や生態、生息地などについてまとめていきたいと思います。

野生のハリネズミの食べ物は何?

ハリネズミは肉食動物です。

野生のハリネズミは、昆虫の類いや無脊椎動物(ミミズ、ナメクジ、カタツムリなど)や両生類(カエル)、ネズミなどの小さな生き物を獲って食べます。

ハリネズミは、完全な動物食なのですが、ときには、鳥の卵や、植物の葉っぱや木の皮、果実なども食べているようです。

食物繊維もばっちりで、かなりさまざまな種類のものを食べていますね。

野生のハリネズミは、自然界の中では、自分に必要な栄養素を自分の力で摂取しています。

ハリネズミの生態とは

ハリネズミは、昼間は寝ており、夜行性の動物です。

ですから、ペットとして飼うときも、昼間はゆっくりと寝かせてあげなければいけません。

ハリネズミは繊細で、ストレスに弱い動物です。

ついつい昼間寝ているハリネズミを起こしたくなりますが、そっとしておいてあげましょう。

ハリネズミ本来の生活リズムを大切にしてあげてください。

人間としばらく暮らすうちに生活リズムが一緒になってくることもあります。

そんなハリネズミですから、逆に言えば、昼間は仕事をしている単身者などとは、相性の良いペットということになりますね。
また、野生のハリネズミは、群れは作らず、単独行動をします。

ハリネズミは体にハリがあるため、仲間同士であっても距離感が難しいのです。

そんなハリネズミですから、ペットとして飼育する場合も、ひとつのケージには、1頭のみ入れるようにしましょう。

繁殖を目的とする場合などで、オスとメスの組み合わせであっても、繁殖期以外は、ひとつのケージに入れるべきではありません。

すぐにケンカをしてしまいます。

ハリネズミのオスとメスは、繁殖期にしかつがいになりません。

生まれる赤ちゃんの数は、毎年1~10匹とかなりばらつきがありますが、平均すると3、4匹程度です。

ハリネズミの赤ちゃんは、生後2ヶ月くらいまでは、お母さんハリネズミと行動を共にしますが、親離れした後は、単独で行動するようになります。

赤ちゃんは、オスに食べられるリスクもあるのでお母さんはそれから守る役割も果たすのですが、神経質なお母さんである場合、お母さんが赤ちゃんを食べてしまうこともあります。

飼育下にある場合は、神経質な性格のメスには、繁殖をさせないほうが無難でしょう。

生息地は日本を含む世界中にいる?

ハリネズミがもっとも多く生息しているのは、アフリカ大陸の赤道付近だったり、熱帯の草原いわゆるサバンナ地方です。

乾いた岩場や草が茂った場所を好みます。

ハリネズミの自然分布は、アフリカ、中近東、ヨーロッパ、東アジア、ロシア、インドに15種が生息しています。

さらに、外来種として、ニュージーランドや日本など本来の生息地でない地域にも持ち込まれています。

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終わりに

今回は、野生のハリネズミに関する情報をお届けしました。

野生のハリネズミは肉食動物であり、虫やカエルなど完全な動物食です。

そんなハリネズミの生態は夜行性であり、単独行動を好むので、飼育下にある場合は、ハリネズミ本来の特性を大切にし、ストレスを与えないようにしなければならないことがわかりました。

ハリネズミの生息地は、アフリカを中心に広く分布されており、日本にも外来種として持ち込まれ、野生のものもいることがわかりましたね。

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