夜行性であるコウモリは、あまり日常生活で見かけることは少ないため、その生態が謎に包まれており、ミステリアスですよね。
今回の記事では、カラスがコウモリを食べるのかということや、コウモリの天敵が何なのかということ、さらには、コウモリをペットとして飼う場合の餌や果物は食べるのかということについて、まとめていきたいと思います。
カラスはコウモリを食べる?
コウモリは夜行性であり、カラスとは活動時間が違いますので、普通に考えると、カラスがコウモリを食べるということは、ありえないと思われます。
また、カラスは生きている動物を襲うことはあまりなく、動物の死骸を食べる生き物ですから、食べるとしてもコウモリの死体だと思われます。
カラスは雑食ですから、基本的になんでも食べますが、特段コウモリを狙っているということはありません。
コウモリの天敵は何?
コウモリの天敵は、空を飛んでいるときはタカやフクロウなどの猛禽類で、陸上にいるときは、ヘビや肉食の哺乳類となります。
コウモリは夜行性なので、同じく夜行性であるフクロウに狙われる可能性が極めて高く、最大の天敵です。
フクロウは、コウモリよりからだが大きいですし、視力も良く、飛行技術にも優れていますので、コウモリには勝ち目はありません。
コウモリはフクロウに狙われてしまうと、ほぼ絶体絶命です。
また、コウモリといえば、高いところにぶら下がっている姿が印象的ですが、これはヘビなどの陸上の天敵から身を守るための対処法となっています。
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コウモリの餌は果物?
野生で多く見かけるアブラコウモリの主食は、蚊や蛾、小型のハエ、ユスリカなどの小さな昆虫です。
これらの昆虫に限らず、コウモリはどんな昆虫でも食べることができます。
コウモリが好む昆虫は、河川などの水辺などに多く生息しているため、コウモリは、エサを捕るために、よく水辺に集まってきます。
また、夜になると、町中の街灯には、たくさんの虫が集まっている光景を見かけると思いますが、これらの
虫を狙って、コウモリもやってきます。
コウモリはあまり視力が良くないので、不規則な飛び方をします。
飛びながら、口で直接エサを捕まえるというやり方です。
コウモリは大食いであり、一晩で数百匹の虫を食べますので、フンも非常に多いと言われています。
一方、ペットとして飼われるコウモリは、オオコウモリです。
オオコウモリは、リンゴやバナナ、みかんなどの甘い果実をよく食べます。
コウモリは果物全般に好きですが、コウモリは、酸味の強い果物は、ほとんど食べます。
ペットとしてのコウモリには、毎回同じ果物を与えるのではなく、いろんな果物を与えてあげてください。
いろんなものを食べたほうが栄養バランスを整えることができます。
コウモリに餌を与える頻度は、朝夕の2回であり、少し多めに用意してあげてください。
果物はいたんでなければ、食べ残しはそのまま、翌日分のえさとして残しておいて構いません。
コウモリ専用のエサは売っていないので、インコなどのえさであるローリーネクターやビーポーレンをあげるのも良いでしょう。
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終わりに
今回はコウモリの天敵や、食べるものに関する情報をまとめました。
カラスは、特にコウモリの天敵というわけではなく、生きているときにカラスに狙われることはほとんどないことがわかりましたね。
コウモリの最大天敵は、同じ夜行性のの猛禽類であるフクロウであることがわかりました。
また、野生のコウモリは、小さな昆虫を食べていますが、ペットとして飼う場合はおもに果物を与えることになります。
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