イエコウモリともよばれるほど、コウモリは家に住み着くようです。
ずっとコウモリが出入りしているような気配はするけど。
もしかして、うちに住みついているのかな、でも、お隣の家にはいなさそう。
コウモリに好かれる家ってあるのでしょうか。
また、夕方から夜に見かけることが多いコウモリが、昼間どこにいるのかも合わせて解説していきます。
コウモリに好かれる家住み着く家とは?
コウモリに好かれる住み着く家とは、簡単に言うと古い家です。
アブラコウモリ(イエコウモリとも言われます)は唯一、民家を巣とする種類で、身体が小さく5センチほどで、およそ1〜1.5センチの隙間があれば侵入できるようです。
そして、一度入り込んで、コウモリにとって居心地のいい場所を見つけると、そこを巣だと思い、栄巣したり出産したりするのです。
このように「古い民家など、隙間の多い家」を好んで住み着きます。
また、コウモリが好む場所のポイントとしては
・雨風をしのげる、暗くて人の出入りが少ない(使っていない倉庫など)
・人目がない、温かい場所
・食料となる虫がいる
・屋根裏や、天井裏、瓦の下
・雨戸の収納スペース(戸袋)、シャッター
・換気口
・壁の中
ですので、古い昔ながらの民家や、納屋などのある家が住み付く家といえます。
関連記事:カラスがコウモリを食べる!?天敵とコウモリの餌の果物について
コウモリって昼間はどこにいるの?
コウモリはイメージ的には夜、飛び回っている印象がありますよね。
確かに、コウモリは夜行性なので、夕方の日没するころから活動を始めます。
昼間はどこにいるのかというと、光が届きにくい場所で休息をしています。
それぞれのコウモリの巣としている場所で、違いはあるでしょうが、ほぼ
人間の生活に近い場所に住んでいるので、先ほど紹介した、
コウモリが好む場所である、屋根裏や倉庫、屋根瓦の下や、雨戸の収納のところなどにひっそりといることが多いようです。
ですから、家に住み着かれているかもしれない場合に、コウモリがいるかどうかの確認をするのは昼間の方が良さそうです。
夕方に飛んでる種類は何?
コウモリは一部の種類を除いて、夜行性なので夕方から夜に活動を始めます。
コウモリ亜目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属 アブラコウモリです。
民家を巣としますので、イエコウモリともいいます。
アブラコウモリの他に、日本に広く生息する種類では、ほかに「キクガシラコウモリ」があげられます。
キクガシラコウモリは、家屋や洞穴、トンネルなどで昼間はじっとして過ごし、夜間になると河川や草原へ向かい、虫を捕まえます。
日没から活動するキクガシラコウモリを見かけた可能性もありますが、唯一、民家を巣にする種類がアブラコウモリであることを考えると、夕方に市街地を飛ぶのはアブラコウモリだと言えるでしょう。
日没後10~30分後に公園、農地、河川にいるという行動習性を見ても、アブラコウモリという説が濃厚ではないでしょうか。
関連記事:コウモリの来る家は縁起が良い?スピリチュアルの意味メッセージとは
おわりに
コウモリに好かれる家住み着く家のポイントとは、雨風がしのげて人があまり来ないような場所。
つまり古い家に多いということが分りましたね。
コウモリは身体が小さいので、1〜1.5センチほどの隙間があれば侵入できてしまいます。
そして天井裏などにひっそりと住み着きます。
夜行性であるコウモリは、昼間は光の届かない、人の来ない場所で休息をして、日没を迎えると農地や河川などに行き、餌となる虫を捕まえるのです。
こうしてアブラコウモリをよく、夕方の市街地で見かけるようです。
コメント