蜂はコーヒーの匂いが嫌い?蜂を寄せ付けない方法を紹介

昆虫

寒い冬が終わり、春になると、蜂が徐々に増えてきます。

蜂を寄せ付けないようにするためには、どんな方法があるのでしょうか。

また、蜂はコーヒーの匂いが嫌いと言われていますが、コーヒーを使って、どうやって撃退すれば良いのでしょうか。

今回の記事では、蜂を寄せ付けない方法や蜂を寄せつける匂いについて紹介していきます。

蜂はコーヒーの匂いが嫌い?

コーヒーかすを使った蜂の撃退法を紹介します。

用意するものは、コーヒーかすと新聞紙のみです。

新聞紙などにコーヒーかすを広げて、数日間、天日干しにします。

コーヒーかすが、パラパラに乾いたら、灰皿などに移し、マッチやライターなどで火をつけます。

このときに出る煙は、蜂が嫌いな匂いであるため、蜂よけとしての効果を発揮します。

この方法は、主に蚊よけで知られているのですが、蜂でも同様の効果を発揮します。

ただ、コーヒーかすに着火する作業は意外と難しいというのと、コーヒーかすが燃える匂いはかなり強烈だということで、あまりおすすめの方法ではないかもしれません。

また、火を使うということで危険も伴います。

試してみるときには、十分に気を付けてくださいね。

蜂を寄せ付けないおすすめの方法とは

蜂は甘い匂いを好みます。

例えば、ベランダで甘いにおいがする花を育てていたら、確実に蜂は寄ってきます。

蜂を寄せ付けたくないならば、お花のある植木鉢は、室内で楽しむようにした方がいいかもしれません。

また、柔軟剤も甘い香りも蜂の好きな匂いですから、柔軟剤の匂いが強い洗濯物をベランダに干していると、蜂が頻繁にうろつくようになります。

洗濯物を外干ししたいときは、柔軟剤の香りは控えめにした方が良いでしょう。

それでも蜂がやってくるという場合は、虫よけスプレーの登場です。

蜂は、ピレスロイド系の成分を嫌がるので、それが含まれた殺虫剤や、虫よけスプレーを用意しましょう。

市販で普通に売っていますので、ベランダの壁や手すり、網戸などに吹きつけておけば良いですね。

また、ペットや小さい子供がいて、殺虫剤を使いたくないという場合には、木酢液を使うという方法があります。

木酢液は、匂いが強烈なのですが、天然の素材なので、安心して使うことができます。

それでもまだ蜂がいなくならないようであれば、最終兵器は防虫ネットです。

ベランダの屋根面にフックを貼り付け、そこにネットを通すだけなので、女性でも簡単に設置できます。

蜂以外の虫の侵入も防ぐことができますので、蚊など他の害虫の悩みも一気に解消されますね

蜂が寄ってくる匂いとは

蜂は匂いにとても敏感です。

虫の中でも、蜂の嗅覚は、大変優れているのです。

遠く離れた場所にある花の蜜であっても、匂いを頼りに見つけることがきます。

蜂は、整髪料やフレグランスの匂い、衣服の洗剤や柔軟剤に含まれる芳香成分、制汗スプレーのアルコール臭などに寄ってくる習性があります。

人間が身に着ける人工的な匂いは、蜂にとっては、刺激臭であるため、混乱してしまうのですね。

ですから、蜂が多い場所では、これらの甘い匂いを身にまとうことがないよう気をつけなければいけません。

また、そんな甘い匂いが好きな蜂なので、飲み残しのジュースやお菓子などの甘い香りにも寄ってきます。

飲みかけのジュースの缶の中に、スズメバチが入り込み、飲もうとした瞬間に唇を刺されたという事故の報告も少なくありません。

春や秋などの蜂の多いシーズンに、外出するときには、香りのあるものには十分に注意するようにしましょう。

 

終わりに

以上、蜂を寄せつけない方法と、蜂が寄ってくる匂いについてまとめました。

蜂の危険があるシチュエーションでは、甘い香りを漂わせないよう、十分に注意してくださいね。

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