草むらで見かけるショウリョウバッタ、家で飼いたくなってしまう人も多いと思いますが、食べ物や飼い方は難しいのでしょうか。
餌は水と野菜だけで大丈夫なのかとか気になりますよね。
今回の記事では、ショウリョウバッタの食べ物と飼い方について、まとめていきたいと思います。
ショウリョウバッタの食べ物(餌)は野菜と水?
ショウリョウバッタの食べ物(餌)は、イネ科の植物が良いと言われていますが、基本的には植物であれば何でもかまいません。
一番わかりやすいのは、ショウリョウバッタを捕まえたところに生えてた植物だと思います。
ですから、ショウリョウバッタを捕まえたときに、周辺の植物も餌として採取しておくと良いですね。
ショウリョウバッタにとっても、もともと食べていたものが与えられると、環境の変化によるストレスも少なく、生活しやすいでしょう。
いざ飼い始めて、ショウリョウバッタを捕まえたところまで草を取りに行くのが大変だという方は、庭にある雑草や、猫が食べる草、きゅうりやレタスなどの野菜を用意しても構いません。
また、ショウリョウバッタには水分も必要ですから、草や野菜には毎日霧吹きで水をかけるようにしてください。
しかし、ショウリョウバッタは羽根が濡れることは嫌がりますので、ショウリョウバッタ自身には水をかけないように注意しましょう。
ただ、ショウリョウバッタは何でも食べますが、食べる量は想像以上に多いです。
特にショウリョウバッタが数匹いたら、餌は一気になくなりますので、餌を切らすことだけは避けましょう。
餌はカビたり傷んだりする前に定期的に交換しながら、切らさないようにしてくださいね。
ショウリョウバッタの飼い方は?
ショウリョウバッタは、一般的なプラスチック製の飼育ケースで育てることができます。
ショウリョウバッタの寿命は残念ながら長くはなく、一匹の寿命はワンシーズンです。
しかし、ショウリョウバッタの飼育は比較的簡単なので、生き物を飼うことが初めての方にもおすすめです。
ショウリョウバッタを飼育するときのコツは、自然に近い状態に近づけることだけですから、飼育箱には、イネ科の植物をたっぷりと入れてあげましょう。
また、土を底に敷いてあげれば、乾燥を防げますし、ショウリョウバッタも気持ちよく過ごせますね。
さらに、ショウリョウバッタは跳躍力にすぐれており、跳ねるときには思いっきりジャンプするという特徴があります。
その高さは想像以上で、体の大きさの数十倍の高さまでジャンプします。
そのため、余裕があれば、ケースは大きめなものを選んであげると良いかと思います。
高さが20センチから30センチ程度あると良いですね。
ショウリョウバッタは命が短いので、生きている一瞬を大切に思う気持ちを忘れないようにしてください。
ショウリョウバッタの幼虫や赤ちゃんの飼い方は?
ショウリョウバッタの幼虫は、イネ科の植物の葉っぱが好物です。
猫じゃらしで知られるエノコログサやショウリョウバッタが棲息しているところに多く見られる笹などが良いですね。
ショウリョウバッタの場合、幼虫と成虫で、餌に違いはありません。
何でも食べるという点は幼虫であっても変わりませんから、非常に飼いやすいですね。
もちろん、草を取りに行くことがかえって大変な場合、野菜やりんごなどを与えても構いません。
特にりんごを与えてみると食べるペースがとても早いので、ショウリョウバッタの幼虫もおいしいと感じているのかもしれません。
いろんなものを与えてみて、食べ方の違いを観察するのも良いでしょう。
餌を切らさないということにだけは気を付けて、なるべく新鮮なものを食べさせてあげてくださいね。
終わりに
今回は、ショウリョウバッタの飼育方法に関する情報をお届けしました。
ショウリョウバッタは野生で簡単に捕まえることができますし、餌代などのコストもかからないため、非常に飼いやすいことがわかりました。
しかし、気軽に飼い始められるからといって粗末な扱いをすることだけはやめましょう。
食べ物の補充には十分に気をつけながら、愛情を持って育ててあげてくださいね。
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